前編に引き続き、個人病院、いわゆる「かかりつけ」といわれる小規模動物病院に勤務されている現役の女性獣医師の方からリアルな勤務条件をお話していただきます。後半では女性獣医師が結婚・出産後も気持ちよく働くためには何が必要なのか考えていきたいと思います。

今回の記事では現職勤務医のリアルな勤務条件を軸に、臨床現場での一日の仕事の流れや賃金の具体的な数字など赤裸々に語っていただきます。また、獣医師の生涯年収について考えさせられるデータも記載させていただきました。ぜひご覧ください。

前編ではこれまでのご経験をはじめ、出産後の復職・育児との両立をするにあたって気になった部分である勤務時間やロールモデルの少なさについて語っていただきました。後編ではその続きのほか、女性獣医師がスムーズに復職できるにはどうすればいいのか、またどんな環境が働きやすいのか一緒に考えていきたいと思います。

現在、妊娠・出産のため休職し育児中の女性獣医師の方に、復職について思うこと・考えることを語っていただきました。出産後に復職を考えている女性獣医師の方に参考にしていただきたい内容です。

Part１では約4年間の小動物臨床現場での経験を赤裸々に語って頂きました。後編となるPart２ではその経験を踏まえて感じた「獣医業界の課題点」をお話ししていただきます。また、獣医療業界の問題点を解決するためにはどうすればいいのか考えたいと思います。

小動物臨床の現場を経験した女性獣医師の方に、「その4年間で経験したこと」そしてその経験を踏まえて感じた「獣医業界の課題点」についてお話をお伺いしました。この経験談から見えてくる動物病院の現状と課題について考えたいと思います。

part１に続き、part２でも個人の動物病院で働く女性獣医師さんが現場で感じたことを赤裸々に語っていただきました。後半では、お伺いしたお話の中にもある労働時間、それに関わる労働基準法について動物病院ではどのような現状なのかお話したいと思います。

皆さんは動物病院にどんなイメージを持っていますか？動物病院は、個人動物病院、企業動物病院、大学病院、二次施設などいろいろな種類があります。今回の記事は、個人の動物病院で働く女性獣医師さんにお話をお伺いし、現場で感じたことを具体的に語っていただきました。

動物病院では看護師は8～9割が女性、獣医師も半数程度が女性という、女性が活躍している現場、職種です。にもかかわらず、女性獣医師は働きにくいと感じている人が多いのも現状です。今回はその原因についてお話させていただき、また、どうやったらそれを解消できるのか考えたいと思います。

<前編>では、女性の体づくり、複数の方へのインタビューや労働基準法上の「生理休暇」規定などについてお話をさせていただきました。今回はこの「生理休暇」についての調査結果と共に、女性獣医師が長く働き続けるためにどうしたらいいのか考えていきたいと思います。